【当店でオススメと考える遠近両用眼鏡レンズ・中近両用眼鏡レンズ、近々両用他】


(補足)お客様のご質問への回答編 (回答編の目次は、ココをクリック。)


(4)【オススメの累進レンズはズバリ何?】(2017.05.17. 時点)


◇「『スタンダードレンズも性能を引き出せれば、十分性能が良い』と
 書いているけど、本当にオススメのレンズはないの?」とのご質問。


 現在もメーカーは、より高性能なレンズの開発に努めています。


☆彡私も実際にレンズを掛けて、その効用を自分なりに評価していますし、
 確かに価格の高いレンズは、使い勝手も良くなっています。


★ただ性能の向上を実感できるかは、お客様の個々の感覚に左右されます
 適応能力が高い場合や弱度数の場合は、優劣を感じないこともあります


 誤解のないよう記しますが、よほど酷い設計をするメーカーでなければ、
 スタンダード品の性能も、昔より良いものになっていると思います。


 以上を踏まえ、ご紹介するレンズはスタンダードタイプのテストレンズを
 装用して、見え方に不安のあるお客様へのアドバイスとお考えください。


 繰り返しますが、お客様が下位のテストレンズで体感した上で、
 『上位レンズへのランクアップをするだけの価値があるか』を、

 お客様に最終的なご判断を頂きます様、お願い申し上げます。



① 遠近両用メガネレンズ編


★ HOYAのレンズの【最高級レンズ】は、【 RSi 】-アール・エス・アイ-です。
 [ Trinity ]の後継、ハイエンドクラスの、カスタマイズ性の高いレンズです。


( RSi   説明サイト: https://www.vc.hoya.co.jp/products/progressive/rsi.html


⇒説明はさらっと記載してますが、かなり複雑にカスタマイズできます。
 性能については、試しに作ってから記したいと思います。


★現状、[ RSi ]の性能をかけませんが、[ MSV ]は今お勧めできます。
https://www.vc.hoya.co.jp/products/progressive/msi.html


 [ Trinity ]の普及版のような印象で、 ライフスタイルにより3タイプから選び、
 累進帯が3種類。(トリニティは2種類)
 [ iD ]の後継になるので、価格も頑張って据え置きにしています。


 抽象的な表現になりますが、【ID】よりも間違いなく良いです。



★簡単なグレード表を下に用意しましたので、参考にご覧下さいませ。

 


 前説が長くなりましたが、私の個人的なオススメは、【 LSV 】です。
(【LSV】のメーカー説明は、ここをクリックして下さい。)


 レンズ設計は、ユレや歪みの少なくなる両面複合設計レンズで、
 遠用・近用共に視野が広い特徴があり、HOYA[ FD ]の後継レンズです。


 【両面複合累進設計(BOOM設計)】を採用した【ID】の普及版として
 【HOYA-FD-】は、ネットでもユーザーに取上げられた人気のレンズです。
 。


 【歪みの緩和】にも優れていて、【回旋運動の上手く出来ない初心者】や
 【加入度数が強い方】にオススメで、その改良版が[ LSV ]です。


 改良点としては、目的にあわせて2つのデザイン選択が可能になりました。


・ハーモニー:遠から近までのバランス重視。歪みの少ないFDの設計。
・クラリティ:遠用(遠くの見え方)を重視する方に向いている設計。


 高加入度数になっても広い視野が欲しい場合や、
 眼の運動能力が弱っている方の見やすさの補助にオススメのレンズです。

※当店でのLSVの価格は、屈折率1.60:¥45,810(2枚1組税込)で販売中。
~定価からの割引を聞かれますが、オープン価格化によりお答えできません。

 それでも聞かれるので、オープン化前に配られた、価格表で表すと、
 FDが「73,440円」になるので、約38%オフ位の感じです。


※デスクワークなど多めの方には、JAZ(41,840円)がとても好評。
 
 

☆LSVもJAZも特徴があって、その特徴にあわせた、
 当店独自の度数・レイアウト設定でご好評頂いております。(^_-)-☆


 
◆それから【サミット・プレミアム】も、良いレンズだと思います。

  
 従来の片面累進設計の【サミット・プロ】との違いは、
 FD等の両面複合設計で培ったノウハウを導入。


 より歪みを減らし、遠近ともに明視範囲が広くなっています。
 (他の片面累進と比べて11ミリTypeでは近くが見やすく感じました。)


◆両面非球面設計【サミット・TF】遠近両用メガネレンズは、


 「両面複合設計に近い見え方を希望」されたり、「乱視などの強い方」、
 「片面累進よりも明視範囲を広げたいお客様には、お薦めです。


 【 TF 】の説明 : https://www.vc.hoya.co.jp/products/progressive/tf.html 


 すごく長くなってしましましたが、
 ≪テストレンズ段階でその性能差をとても感じる≫ことを前提に、


 年齢とともに『眼の回旋運動が減っている』遠近上級者から、
 回旋運動が上手く出来ない初心者まで、幅広く使いやすい、


 【 LSV 】がご予算的に合えば、1番オススメです。

 また、両面複合設計の遠近両用は、時期毎に特別セール実施中。
当店HP(http://www.sankyomegane.com/)の催しをご覧下さい。
 

 両面複合までは躊躇するけど、
 何年かに1度眼鏡作りだし、少しでも良いものをとお考えなら、


 両面非球面設計の【サミット TF】が2番目にお勧めです。^-^



 ② 中近両用メガネ編


 HOYAは中近両用メガネレンズを古くから販売実績があり、
 現行品は、両面非球面化した、TACTのTFというレンズがあり


 両面複合累進設計(BOOM設計)を開発した後に、
 その技術を転用して【IDクリアーク】(IDの中近両用版)を開発しています。


 



 現在当店では、従来の球面累進設計のTACTと同価格に抑えて、
 TF(両面非球面)タイプを販売。


 片面設計よりも、歪みが少なくなって有効視野も広くなっており、
 断然見やすいからです。


 そしてもしも、より見やすいものをお探しの方には、
 中近も『両面複合設計』がオススメです。


 具体的には【IDクリアーク】の普及版、【FDクリアーク】がお勧め。
 (https://www.vc.hoya.co.jp/products/room/fd_cliarc.html


 【高屈折素材】でも製作可能で、回旋運動の苦手なお客様にも見やすいし、
 【上下幅の少ないフレーム】にも対応可能なのが特徴です。


 設計も上位レンズの【IDクリアーク】とほぼ同じ設計ですから、
 コストパフォーマンス的にも優れており、累進帯の短いタイプも選択可能。

⇒上下幅がある程度狭いフレームにも対応できるレンズです。


※まだテストレンズもないのですが、
 遠近の【ID】と【FD】の時のように、普及版で見え方が似通っていて、
 お買い上げ頂いたお客様のご満足も高いレンズです。 (^-^)




③ 番外編-累進レンズではないのですが…-


 『使いやすく・慣れやすい事』が物を見る為の道具である眼鏡に必要です。
 最近のレンズは皆、改良を重ねられて、歪みの緩和が進められてきました。


 しかし、それでも個人差があり、万人に対して慣れやすいとはいえません。
 ご本人の適応能力が高くても以下の環境要因で慣れにくいことがあります。


 その場合はお客様のご希望の累進レンズと別のタイプをオススメします。


「 慣れにくくする要因の例 」


・『ご使用中の眼鏡』と『測定結果のベストの眼鏡』の差が開きすぎている。

・『度数の左右さ』と『今までの眼鏡』との関係が良くない。

・『弱度加入度数のお客様』で『遠近両用の加入度数製作範囲』だと強すぎ等。


 たくさん例は挙げられますが、その中でも多いのが、
 『弱度の加入度数の場合は、眼精疲労軽減目的の『リマーク』等も選択肢としてオススメ。



④ 補足説明-レンズの性能をフルに活かす為に-


 各種累進レンズは、昔に比べかなり進化して、性能が向上しています。

 しかし性能は上がっているのに、

 ・ 測定した後の調整度数が不十分。
 ・ 製作度数がバッチリなのに、レイアウトが残念。
 ・ お客様の使い方にあったフィッティングが出来ていない。など、


 製作時に問題があると、レンズの性能が活かされず、
 性能でリカバーして、ようやくの遠近両用とあまり変わらない状態。

 という事態もお見受けしています。


 『作り手がお客様にどれだけ寄り添った製作ができるか』で、
 累進メガネの出来上がりは、大きく左右されます。


 専門教育を受けた、もしくは独学で知識や経験を深めた眼鏡製作者による、
 初期の【アイポイント設定】や【フィッティング】は大変重要です。


 しっかりとポイントを抑えた眼鏡店(スタッフ)でお作り下さい。


 前はこんなこと書かなくてもよかったのですが、
 熟練者が製作することも減っているようにとても感じています。


《製品の性能差や効果を感じるか否か≫には、個人差があります。
(性能の高いレンズを掛けても変わらないと感じる人もいます。)


 『レンズの性能・効果』とそれに『見合う価格のレンズ』かを、
 『最終的なご判断』をお客様に頂く事が一番大切なのです。


 ぜひ、ご購入前に『テストレンズ』で装用比較して、じっくりご検討下さい。



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