★【当店でオススメと考える遠近両用眼鏡レンズ・中近両用眼鏡レンズ、近々両用他】


(補足)お客様のご質問への回答編 (回答編の目次は、ココをクリック。)


(4)【オススメの累進レンズはズバリ何?】(2017.07.25. 時点)


◇「『スタンダードレンズも性能を引き出せれば、十分性能が良い』と
 書いているけど、本当にオススメのレンズはないの?」とのご質問。


 現在もメーカーは、より高性能なレンズの開発に努めています。


☆彡私も実際にレンズを掛けて、その効用を自分なりに評価していますし、
 確かに価格の高いレンズは、使い勝手も良くなっています。


★ただ性能の向上を実感できるかは、お客様の個々の感覚に左右されます
 適応能力が高い場合や弱度数の場合は、優劣を感じないこともあります


 誤解のないよう記しますが、よほど酷い設計をするメーカーでなければ、
 スタンダード品の性能も、昔より良いものになっていると思います。


 以上を踏まえ、ご紹介するレンズはスタンダードタイプのテストレンズを
 装用して、見え方に不安のあるお客様へのアドバイスとお考えください。


 繰り返しますが、お客様が下位のテストレンズで体感した上で、
 『上位レンズへのランクアップをするだけの価値があるか』を、

 お客様に最終的なご判断を頂きます様、お願い申し上げます。



① 遠近両用メガネレンズ編


★ HOYAのレンズの【最高級レンズ】は、【 RSi 】-アール・エス・アイ-です。
 [ Trinity ]の後継、ハイエンドクラスの、カスタマイズ性の高いレンズです。


( RSi   説明サイト: https://www.vc.hoya.co.jp/products/progressive/rsi.html


⇒説明はさらっと記載してますが、バリエーションがとても多くて、
 かなり自由に、複雑にカスタマイズできます。

 あまりに多いので、選ぶ方が大変です。(*´ω`*)
 フレーム調整があまり利かない眼鏡の時は、特に優れています。



★次に、調整がかなりできるフレームを使って製作するときに、
 非常に見やすいレンズとしてお勧めなのは、[ MSV ]です。


https://www.vc.hoya.co.jp/products/progressive/msv.html


 [ Trinity ]の普及版のような印象で、 ライフスタイルにより3タイプから選び、
 累進帯が3種類。(トリニティは2種類)

 [ iD ]の後継で値上げされたのですが、製作した自店お客様のご好評ぶりから、
 他のお客様にお使い頂きやすいように、価格は据え置きで、価格も頑張っております。


 抽象的な表現になりますが、【ID】よりも間違いなく良いです。



★簡単なグレード表を下に用意しましたので、参考にご覧下さいませ。

 

 

※LSV→ウエルナ・フィールド。JAZ→ウエルナ・シティ。以上がそれぞれ後継レンズに。
 サミットTF(両面非球面累進設計)→廃盤。後継プロパーレンズは出ません。

→両面非球面累進設計の上位設計として、シンクロ設計レンズが発売されます。
 一番の違いは、エルゴノミック・インセット設計で製作できることではないでしょうか?

(以上、今年2017年中に製作終了するため、記載を変更。この記述もしばらくたったら消します。)


 前説が長くなりましたが、私の個人的なオススメは、【 Wellna Field 】です。
(【Wellna Field】のメーカー説明は、ここをクリックして下さい。)


 レンズ設計は、ユレや歪みの少なくなる両面複合設計レンズで、
 遠用・近用共に視野が広い特徴があり、HOYA[ FD ]・[ LSV ]の後継レンズです。


 【両面複合累進設計(BOOM設計)】を採用した【ID】の普及版として
 【HOYA-FD-】は、ネットでもユーザーに取上げられた人気のレンズです。


 【歪みの緩和】にも優れていて、【回旋運動の上手く出来ない初心者】や
 【加入度数が強い方】にオススメで、その改良版が[ Wellna Field ]です。


 改良点としては、目的にあわせて2つのデザイン選択が可能になりました。


・ハーモニー:遠から近までのバランス重視。歪みの少ないFDの設計。
・クラリティ:遠用(遠くの見え方)を重視する方に向いている設計。


 高加入度数になっても広い視野が欲しい場合や、
 眼の運動能力が弱っている方の見やすさの補助にオススメのレンズです。

※当店での[ Wellna Field ]の価格は、屈折率1.60:¥41,640(2枚1組税込)で販売中。
 
~定価からの割引をよく聞かれますが、オープン価格化により定価が存在しません。

 それでも聞かれるので、オープン化前に配られた価格表でお話しすると、
 FDが「73,440円」になるので、約43.3%オフ位の感じです。


※デスクワークなど多めの方にとてもご愛用頂いている、JAZの後継れんずである
 [ Wellna City ]屈折率1.60を、¥41,640(2枚1組税込)で販売中です。
 
 

☆LSVもJAZも特徴があって、その特徴にあわせた、
 当店独自の度数・レイアウト設定でご好評頂いておりました。(^_-)-☆

 改良後継型の[ Wellna シリーズ ]でも、
 さらに使いやすく、慣れやすい眼鏡の製作に努力してまいります。


 
◆それから【サミット・プレミアム】も、良いレンズだと思います。

  
 従来の片面累進設計の【サミット・プロ】との違いは、
 FD等の両面複合設計で培ったノウハウを導入。

 基本設計の古い両面非球面設計よりも、見やすくなっております。

 通常の外面累進設計より歪みを減らし、遠近ともに明視範囲が広くなっています。
 (他の片面累進と比べて11ミリTypeでは近くが見やすく感じました。)

 

◆また、【 HOYALUX  Synchro  – ホヤラックス・シンクロ –  】は、


 「両面複合設計に近い見え方を希望」されたり、「乱視などの強い方」、
 「片面累進よりも明視範囲を広げたいお客様には、お薦めです。


 【 両面シンクロ設計 】の説明 : https://www.vc.hoya.co.jp/products/progressive/synchro.html 


 従来の両面非球面設計レンズとの違いは、エルゴノミック・インセット設計で製作できること。

 

 エルゴノミック・インセット設計は、HOYAの特許設計、両面複合設計で標準装備の設計で、

 お客様とに異なる、度数別・PD別のインセットの最適化により、

 スムーズな見え方とより広い視野を計算して作れることです。
 加えて、ジャズのような中近重視型の遠近両用設計も、選択可能になっております。


 ※なお、元々テストレンズがございませんので、直接の体験比較ができないため、
  サミットプレミアム系とJAZ、LSVのテストレンズの中間くらいの位置づけで判断して頂きます。)

 


【 私のおすすめ(総評) 】

 

 年齢とともに『眼の回旋運動が減っている』遠近上級者から、
 回旋運動が上手く出来ない初心者まで、幅広く使いやすい、


 ご予算があえば、【 ウエルナ・シリーズ 】が、1番オススメです。

 

 また、両面複合設計の遠近両用は、時期毎に特別セール実施中。
 レンズを限定してさらにお求めやすくなっていることもございます。

 詳しくは当店HP(http://www.sankyomegane.com/)の催しをご覧下さい。
 

 両面複合までは躊躇するけど、
 何年かに1度眼鏡作りだし、少しでも良いものをとお考えなら、

 従来の両面非球面設計よりも見やすい【 両面シンクロ・シリーズ 】が2番目にお勧めです。^-^



 ② 中近両用メガネ編


 HOYAは、中近両用メガネレンズを古くから販売実績があります。
 私も実際に使っていて、遠近両用にはない使いやすい差を感じます。

 設計別にランク分けすると、以下ようになると、個人的に考えています。

(1)外面累進設計

(2)両面非球面累進設計(※直近の基本設計をベースにしたものに限る)

(3)両面シンクロ設計(HOYAの独自設計)

(4)両面複合設計(HOYAの特許設計)

 

 今回2017年中に、(2)両面非球面設計レンズに相当するTACTのTFが生産終了。
 (3)に該当するFDクリアークもリニューアルにより生産終了となります。

 

 そして中近両用においても、従来の両面非球面設計よりも見やすい、
 両面シンクロ設計で従来品より高性能の中近両用レンズが発売されます。

 このため、内容を改定していくことにしました。

 

 上記の内容を図にすると、以下のとおりとなります。(→近日中に新しい図に変えます)



 

 

 

 2017年の春までの、個人的なおすすめ、ナンバーワンは、
 【IDクリアーク】の普及版、【FDクリアーク】でした。
 (https://www.vc.hoya.co.jp/products/room/fd_cliarc.html


 【高屈折素材】でも製作可能で、回旋運動の苦手なお客様にも見やすいし、
 【上下幅の少ないフレーム】にも対応可能なのが特徴です。


 設計も上位レンズの【IDクリアーク】とほぼ同じ設計ですから、
 コストパフォーマンス的にも優れており、累進帯の短いタイプも選択可能。

⇒上下幅がある程度狭いフレームにも対応できるレンズです。


※テストレンズもないのですが、遠近の【ID】と【FD】の時のように、
 普及版で見え方が似通っていて、IDクリアークのテストレンズで疑似体験可能。

 お買い上げ頂いたお客様のご満足も高いレンズです。 (^-^)

 このFDクリアークが年内中に生産終了して、
 改良後継版の【ウエルナ・ルーム】が生産されています。

 こちらをご予算があえば、新しい一番のお勧めとさせて頂きます。

 

 そして同時にシンクロ設計の中近両用レンズが生産開始となりました。

 製品名【シンクロ・ルーム】:https://www.vc.hoya.co.jp/products/progressive/synchro.html#room

 シンクロになると、TACTではできなかった、累進帯20ミリタイプも製作可能になります。

 (1.67以上の素材でも作れるようになるのは、TACTシリーズと違い選択の幅が広がっています。)

 

 こちらもメーカーがテストレンズを作っていないため、他のレンズとの比較で疑似体験して頂きます。

 見え方重視の方には、今回のラインナップはとてもメリットがあるのかなと思っています。


③ 番外編-累進レンズではないのですが…-


 『使いやすく・慣れやすい事』が物を見る為の道具である眼鏡に必要です。
 最近のレンズは皆、改良を重ねられて、歪みの緩和が進められてきました。


 しかし、それでも個人差があり、万人に対して慣れやすいとはいえません。
 ご本人の適応能力が高くても以下の環境要因で慣れにくいことがあります。


 その場合はお客様のご希望の累進レンズと別のタイプをオススメします。


「 慣れにくくする要因の例 」


・『ご使用中の眼鏡』と『測定結果のベストの眼鏡』の差が開きすぎている。

・『度数の左右さ』と『今までの眼鏡』との関係が良くない。

・『弱度加入度数のお客様』で『遠近両用の加入度数製作範囲』だと強すぎ等。


 たくさん例は挙げられますが、その中でも多いのが、
 『弱度の加入度数の場合は、眼精疲労軽減目的の『リマーク』等も選択肢としてオススメ。



④ 補足説明-レンズの性能をフルに活かす為に-


 各種累進レンズは、昔に比べかなり進化して、性能が向上しています。

 しかし性能は上がっているのに、

 ・ 測定した後の調整度数が不十分。
 ・ 製作度数がバッチリなのに、レイアウトが残念。
 ・ お客様の使い方にあったフィッティングが出来ていない。など、


 製作時に問題があると、レンズの性能が活かされず、
 性能でリカバーして、ようやくの遠近両用とあまり変わらない状態。

 という事態もお見受けしています。


 『作り手がお客様にどれだけ寄り添った製作ができるか』で、
 累進メガネの出来上がりは、大きく左右されます。


 専門教育を受けた、もしくは独学で知識や経験を深めた眼鏡製作者による、
 初期の【アイポイント設定】や【フィッティング】は大変重要です。


 しっかりとポイントを抑えた眼鏡店(スタッフ)でお作り下さい。


 前はこんなこと書かなくてもよかったのですが、
 熟練者が製作することも減っているようにとても感じています。


《製品の性能差や効果を感じるか否か≫には、個人差があります。
(性能の高いレンズを掛けても変わらないと感じる人もいます。)


 『レンズの性能・効果』とそれに『見合う価格のレンズ』かを、
 『最終的なご判断』をお客様に頂く事が一番大切なのです。


 ぜひ、ご購入前に『テストレンズ』で装用比較して、じっくりご検討下さい。



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