★(21)遠近両用サングラスの種類・用途について

(補足)お客様のご質問への回答編 (回答編の目次は、ココをクリック。)


(21)【 遠近両用(累進)サングラス 】を検討中。どんな種類があるの?


☆検討中の方への参考資料ページです。


~ 1. 累進サングラスをスポーツ系フレームのデザインで分類 ~

① スポーツ系デザインのフレーム
② スポーツ専用の度付対応フレーム
③ ハイカーブモデル
④ ハイカーブモデル+インナー付

① スポーツ系イメージフレーム② スポーツ専用度付対応フレーム
・定番品とスポット生産品が
 ございます。
・眼鏡メーカーオリジナル。
 剣道用などもあります。
 日本メーカー製が
 長持ちしやすいので、
 当店ではDUN等がオススメ。

 累進用にオリジナル玉型を
 作成しております。
 当店ではお取り寄せ品です。

 予めカタログをご覧頂き、
 商品をご紹介しております。

 

 

③ ハイカーブモデル④ ハイカーブモデル+インナー付
・有名ブランドでは、SWANや
 オークリーなどが代表格。
・有名なブランドでは、
 bolleなどの一部。
 上記の通りの歪み関係で、
 当店ではお作りしません。

 ご希望のお客様は是非、
 ハイカーブ品に造詣の深い
 店舗でご相談下さいませ。
 当店在庫は写真の1本のみ。

 インナー対応品を数見たい
 お客様はbolle専門店での
 ご購入をお勧めします。



※[bolle]の写真を除き、写真は全て説明用に掲載しております。
 実際に当店に在庫があるかは、ご来店前に必ずご確認をお願い致します。

※ 写真の[bolle]はヴィジランテ(TTシルバー)13,650円、インナー4,725円

※スポーツはその種類などにより必要な視野が異なります。
 また内容によっては、累進レンズにしない方が良い場合があります、



~ シティ系累進サングラス用フレームの形(イメージ)から入りたい方に ~
⇒普段使いもし易い一般的なデザイン

【 アセテート系フレーム 】【 メタル系フレーム 】【 コンビ・フレーム 】
・枠が大きいので、
 遮りやすいのが特徴。
・眼鏡メーカーオリジナル。
 剣道用などもあります。
・デザインが凝っていて、
 オシャレなものが多い。
『ひとことメモ』

眼と距離が近いので、
眼の回旋の意識が必要。

花粉症の方には、
目の周りを覆う部分が広く
結膜に花粉が入りにくい。
『ひとことメモ』

鼻パット付きが殆どで
使いやすいのがよい。

横のデザインが細いと、
視野が広くなってよい。

『ひとことメモ』

デザインが素敵だが、
太いテンプル(つる)だと
 
細いテンプルのメタル系より
横の視野が狭いことがある。

ただ太い分だけ、

横方向からの光を遮り、
防眩効果もある。





~ 2. 使用環境をベースにアプローチすると… ~

使用環境[ ドライブ・アウトドア・街 ][ 特殊スポーツシーン ]

フレーム
デザイン

◆『ドライブ』や『街なか』、
 軽いトレッキング程度の
 アウトドアなら、

 必要視野が保たれる範囲内で、
 お好みのデザインを選べます。


◆最低必要な上下幅も
 通常と同じでOKで、
ハイグレード設計:30mm前後
初心者は33ミリ位だとより安心。

◆雪や水面等の乱反射を遮り、
 眼を厳格に保護するなら…。

①スポーツ系イメージフレーム
②スポーツ用度付対応フレーム

③ハイカーブモデル。
④ハイカーブモデル+インナー

※後で写真にて説明します。

累進レンズ設計

選択のポイント

累進レンズ経験者は、
 使用中の設計を基準に選択。
→不自由がなければ、
 同じもので大丈夫です。

累進レンズが初めての方は
 普通累進レンズ製作と同じで

 テストレンズを試してから
 決定して下さい。

※経験者はサングラス用だと、
 設計ランクを落とすのは、
 やめた方が無難。

→経験上、同じにしておけばと
 後悔する方が多いです。

◆スポーツ用ハイカーブ
 モデルで製作の場合は、
 カーブ指定特注レンズが必要。

※1
単焦点はカーブ指定可能な
レンズが数ありますが、
累進タイプは少ないです。

※2
①②と④のインナータイプは、
普通カーブレンズで大丈夫。

この3タイプの場合も、
その上下幅に対応した
累進レンズ
設計を推奨。

選択カラーの
ポイント

◇街中で使う分には、
 お好みでよろしいかと。

◇ただしドライブで使うなら、
 個人的には
 薄めのカラーか
 調光レンズがお勧め。

 大きな理由はトンネルです。

濃いサングラスは、
トンネルに入った瞬間
 
視界が真っ暗になる可能性が
あります。

薄いカラーだとリスク回避可能。

また調光レンズは閉めきった
車内だと、基本的に、
色が使いないです。

※車内の室温が高いと
 紫外線がなくても、
 薄く色が付いた感じに
 なります。

 使用環境に影響されますが
 濃いサングラスには
 十分注意も必要です。

水面・雪面を見る場合は、
偏光カラーも選択の一つです。

ただミラー加工レンズは、
その仕組み上、

他カラーコートに比べて
傷が付きやすく、
長持ちしにくいです。


スタイルにこだわりがあれば
ミラー累進レンズを推奨。


逆に釣りやスキーなどの時だけ、
必要に応じて、

『クリップオン』・
『跳ね上げ式』の
『偏光サングラス』もあり。

※下部に参考写真有。

サングラス
全般の注意点

◆車内でも色のつく調光レンズがあります。助手席の方にお勧め。
 しかし、トンネルや屋内駐車場などのこともあります。

 すぐに色が変わらないので、私はドライバーにはお勧めしません。


※1 ハイカーブ(カーブの深い)フレームで作る場合、予めどのように見えるか、
   製作する店舗で『必ず』疑似体験することをお勧めします。

※2 カーブ付きの度付は、単焦点レンズでさえ、独特の歪みが発生します。

   遠近両用などの累進レンズは元々ゆがみがあるので、
   カーブ指定製作すると更に歪みが大きくなります。

   当店では慣れ難さの点で、万人向けとしてお勧めできないため、
   ハイカーブの遠近両用を積極的に製作推奨しておりません。

   ハイカーブレンズがパッと浮かばないようなスタッフはやめた方が無難。
   もし製作されるなら、カーブ遠近製作の熟練したお店でのご購入を推奨。


   また独特の歪みに慣れるのにも時間が必要なので、
   販売店のご説明をしっかり伺ってください。




~ 3. 目的にあった機能累進レンズとしてアプローチすると… ~

◆よくチラシ広告などで、『ゴルフ専用累進レンズ』などのように
 『○○専用』累進レンズと言っているレンズがあります。

 しかしその多く(殆ど)が『専用』というよりは、
 『そういう使い道に向いています』というレンズです。

 お客様の記憶に残りやすく、一言で理解しやすいようなネーミングをつけて、
 『○○専用(にとても向いている)レンズ』としているものが大半です。


 例えば、ゴルフの場合、「遠方視野が広い」設計が向いています。

・グリーンが眩しく、ラインが読めない時は「光を抑える普通のカラー」で。
・芝目をもう少し見やすくするなら「コントラストを高める特殊カラー」で。

・乱反射自体をより抑えるなら、偏光レンズを選択することもできます。^-^


★これらをHOYAレンズで組合せると、下記アイテムになります。

 (前提)
 従来のサミットプロを使用中のお客様で、サミットプロへの変更。
※『プロ』よりも『プレミアム』の方が遠用視野は広くなります。


 ・ゴルフ専用遠近両用レンズ
 (サミットプレミアムキャリアカラー
 → キャリアカラーでコントラスト向上。芝目や遠くの林が認識しやすく!

 ・ゴルフまたは釣り専用遠近両用レンズ
 (サミットプレミアムPOLATECH-偏光-カラー
 → 偏光カラーでグリーンや水面の乱反射も防ぎ、見やすい遠近両用眼鏡。


 前置きが長くなりましたが、チラシに載るほとんどの『○○専用レンズ』が、
 上記のような『レンズ本体の性能+特殊コーティング』の組み合わせです。


 それでは簡単に下記の通りまとめましたので、
 ご自身の目的に近い物を探して参考になさって下さい。


【 サングラス用途 】【 ベース累進レンズ 】【 機能性コーティング 】
ゴルフ専用
遠近両用サングラス
・遠用部分が広い設計の
 遠近両用レンズ
・乱反射を抑えるなら
→偏光カラーコーティング付与

・景色のコントラストアップ
・光の散乱を抑え見やすくするなら
→キャリアカラー系のカラーコート
つり専用 または
ウインタースポーツ専用

遠近両用サングラス
遠用部分が広い設計の
遠近両用レンズ
・水面や雪面の乱反射を抑えるなら
→偏光カラーコーティング
パソコン作業専用
または、疲労軽減用

遠近(中近)両用
サングラス
中近用部分の広い
遠近両用レンズ

または、
中近両用レンズ
・パソコン画面を見やすくする
 『オフィスカラーコート』

・コントラスト自体が低下していて、
 なおかつ乱反射で見えにく場合は

 より青色光を抑える
 『キャリアカラーコート』!
使用環境で色変化。
 
普段の遠近両用の
携帯・掛替不要の

遠近両用サングラス
遠用部の広い設計の
遠近両用レンズ

または
中近用部分の広い
遠近両用レンズ
・紫外線に反応して変化する
 『調光カラーコート』を付加。



※上記以外の様々な組合わせで、用途にあう(カラー)コーティングを選んで、
 所謂『○○専用メガネ』=『○○に特に向いているメガネ』を製作出来ます。

 『目の負担を減らして将来的な眼の質の低下を予防』したり、
 『負担軽減でお仕事の効率アップ』や『余暇を楽しむ余力を得る』

 お手伝いをするメガネ作りにお役立て下さいませ。^-^





【 参考資料 】 : 私個人の遠近両用サングラス ~


【 街なか編 】


 私は基本的に掛替が面倒なので、1本で通しています。
 (調光レンズのふちなし。)
  
 サンテックブラウンの場合は、暖かいと
 閉めきった車内でも10%程度弱の濃度があり、
 
 室温が高いともう少し濃く、
 感覚では、15%強くらいになることもあります。

 個人差がありますが、
 私の場合、昼間の運転はそれで十分過ごせています。

※なおミスティタイプだとあまり変わらないみたいです。


 ただ朝方や日差しが強い場合は、調光メガネの上から
 『クリップオン・サングラス』を併用しています。

 屋外ではこれくらい変わり、
 車の中が暖かいと少しだけ
 色が付きます。



 濃さの足りない分は、
 下のようなクリップオンで
 カバーしています。


 『クリップオン・サングラス』を併用するなら、初めから濃いサングラスを
 作ればいいのでは?と思われる方もいるでしょう。

 私の場合、本当に濃いサングラスが必要なのは、
 朝夕の太陽に向かって車を運転する、30分前後くらいです。

 もし濃いサングラスを常用すると、
 トンネルや屋内駐車場に入った時に、視界不良になるのが気になります。

 詳しく言えば、明るいところでサングラスをして暗がりに入ると、
 少しの間、全く何も見えなくなることがあります。⇒とても怖いです。


 それなら、室内に入っても掛け替えの不要な調光レンズで作り、
 本当に必要な30分間だけ、跳ね上げサングラスで過す。

 トンネルや屋内駐車場に入る前にレンズを跳ね上げ、視界を確保し、
 不要になったらダッシュボードの中に。持ち歩かずに済ませています。

 最初から濃いままだと現地で掛替をしないといけないのが嫌で、
 調光レンズを使っているのが本当のところです。(^-^;)


【 スポーツ・シーン 編 】


①転倒・接触などがないゴルフ・ドライブシーンの時は、
 休日用メガネも兼ねてDUN系で過ごすと思います。

⇒ある程度、服装に関係なく掛けられるメリットがあります。


②もし私が接触や転倒等のリスクのあるスポーツを楽しむなら、
 スポーツ用度付対応フレームをすると思います。

⇒サッカーやバスケの時だけ使う、現地でかけ替えます。
 またスキーなどもかけられるので便利でしょう。


③趣味で使うのに、専門性を眼鏡に求めるようになってはじめて、
 スキー用や釣り用の偏光ハイカーブサングラスを作ると思います。

⇒眼鏡も含めて道具選びにはこだわりがあると思うので…。





◇将来的には……多分(間違いなく)、
 私も視力がだんだんでなくなってくると思います。


 それは度が悪くなるのではなく、
 「はっきりした1.0ではなく、ギリギリ見える1.0」といったように。

 分りやすく言うと、細胞や神経の経年変化による視力の自然低下です。
(事実矯正しても2.0は見えなくなりました。)


 近い将来、夜間の運転で人影を認識しやすくするために、
 イエロー系ドライブ用レンズ眼鏡を車に常備する等、

 掛替面倒くさがりの私も、
 サングラスの役割・目的の細分化がしてくると思います。


 遠近両用(他累進)サングラスをお作りになるときは、
 『ある程度オールマイティ』なものでよいのか、それとも、


 『特定目的があるのか』をよくお考えて、
 要件にあったサングラス作りをお勧めします。


 どこまでの機能が必要であるかを的確に自覚してから、レンズを選ぶことが、
 『満足度の高い遠近両用(他累進)サングラス』に繋がります。^-^




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