中近両用眼鏡レンズとは? -基本的な解説・資料-

(補足)お客様のご質問への回答編 (回答編の目次は、ココをクリック。)

 

(22) 【 中近両用メガネレンズの基礎知識 】とは? - 基本的な解説資料 -


◇初めての累進レンズ購入を検討している時、
 
 【遠近両用眼鏡】を選ぶか、
 【中近両用メガネ】にするかで、よく悩まれます。

 当店では[お使いの眼鏡度数]と[使用目的](=今お困りの事)を考慮して、
 【遠近両用レンズ】か【中近両用眼鏡レンズ】のいずれかを、ご提案することがよくございます。


 そこで、お客様が主体的にレンズを選べるように。
 どちらが『お客様の用途』にあっているかを具体的に判断する為。

 まずは【中近両用眼鏡レンズ】がどのような道具かを、
 簡単にご説明するため、こちらのページをご用意致しました。

 

【中近両用眼鏡レンズの解説】

①それではまず、中近両用レンズの度数分布を確認しましょう。

TACT-Moshikizu 左の写真のように上部に【遠く用度数】。
 下の方に【近く用の度数】が分布。

 そしてちょうどレンズ中央付近に、
 【中間距離の度数】が入っています。

 遠くから近く用までの度数が、
 少しずつ切り替る為、歪みが少ないです。

 

②次に【 中近両用メガネ 】と【 遠近両用眼鏡 】のレイアウトを比較。

 240-180-EyePoint-Tyukin240-180-EyePoint-Enkin
中近両用眼鏡』の場合

  眼を動かさずに正面を見ると、
 【数メートル】程度の度数。

 室内程度でしたら、十分です。
遠近両用眼鏡』の場合

 眼を動かさず、正面を見ると、
 【遠く】を見る度数が入っています。

 車の運転等もされる場合便利です


 まず、2つのレイアウトの違いを確認しましょう。

 一目で分かるのは遠くから近くまでの度数の変化距離が、
 中近両用メガネレンズの方が、約1cm長くなっています。

 累進帯が長くなると、度数切り替りが緩やかになり、歪みが減少。


 その副産物としてレンズの横方向に、見やすい度数が増えます

 ☆イメージ図で表しています。中近両用レンズの方が、
 【中間と近方度数の面積】は、横に広くなっています。

 

  中近両用メガネレンズ 遠近両用眼鏡レンズ
  160-120-ruisin-lens-Tyuukin160-120-ruisin-lens-Enkin

 

☆お持ちの眼鏡で遠くが見える場合は、中近両用眼鏡を使ってみて、
 慣れたら、遠近両用眼鏡をオススメすることも当店ではあります。

 

③実際に製作した中近両用眼鏡をご覧の上、使い方のコツをご説明します。
(別ページでも説明しているため、重複になります。お許し下さい。)

480-150-Sonia-Tyukin3

 

 上の写真をご覧ください。
 右がレンズのレイアウト図、左側が『度数分布』のレイアウトです。


 一般的な使い方ですが、
 『よほど遠くのものを見たい』ときに上目づかい。

 これだけ注意すれば、眼の動きも少なくても近くは見やすいです。

 

④製作する側からの視点。

◇まず、累進レンズが初めてで、今までも眼鏡を使っている方の場合、

 『お客様の御希望用途』と『視線の動かし方』、
 『物を見る時の動作』などを考慮して、
 『遠近』もしくは『中近』両用の選択、またはご提案します。


◇中近両用の場合は、『歪みに対して敏感な方』や
 『室内外を問わず』弱めの眼鏡を使用中のお客様に、とてもオススメです。

 

◆『遠近両用眼鏡』を一度ドロップアウト。口コミで当店にご来店された場合、

 先ずドロップアウトの原因追求(レイアウト・傾斜・度数設定・使用状況等)し
 その結果で『遠近両用眼鏡』の再トライアルして頂きます。

 『遠近のご感想』を伺ってから、中近両用メガネ度数でトライアルします。

 問題点が把握されてから、原因をお客様にご説明して、ご納得頂いた上で、
 どちらのレンズを選ぶと、上手に使いこなされるケースが多いです。

 

 実際に当店では、当店のアドバイスで、中近両用メガネをマスターしてから、
 半年後に遠近両用眼鏡製作。快適に使いこなしている方もいらっしゃいます。


 コンサルティングしつつ、『度数の調整』と『装用感』の変化を体感。
 お客様への提案結果、『お客様の見え方』、『使いこなし度』が高まり、

 結果、ご満足度の高い眼鏡が出来上がっているように感じております。

 

 

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