快適な遠近両用メガネを作る為の
初心者向けアドバイスHP
(補足)お客様のご質問への回答編 (回答編の目次は、ココをクリック。)
★ アドバイスに近い形になりますが、よくご質問頂くので記しました。
お客様毎に過去にかけている眼鏡の大きさや使い方が違うので、
一律・万人に当てはめるのは難しいですが、設計上の観点を重視してみました。
あくまで1つの考え方ですので、妄信・過信・誤解しないようにご注意下さい。
★眼鏡を新たにお作りの際は、【必ず古い眼鏡】をお買上げ予定店舗へのご持参を推奨します。担当するスタッフによく相談してください。 (^-^)
レンズ種類 | 当店推奨の累進レンズに 必要な上下幅 |
おすすめのフレームデザイン |
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遠近両用 メガネ |
◇スタンダード設計で、 33ミリ前後。 →初心者は35ミリ位あると より安心。 ◇ハイグレード設計で、 30mm前後。 →初心者は33ミリ位あると より安心。 ◇特殊設計なら、 最小25mmも可。 →小さなフレーム向け設計 |
かけ外しが少ないので、 フルリム・ナイロール・ フチなし、 どれでもお好みでどうぞ。 |
中近両用 メガネ |
◇上下幅32ミリ前後推奨。 ※より遠くも見たい場合 →遠用をフルに使うなら、 35ミリ弱にするのも吉。 →遠くを必要でなく、 中間・近用部重視なら 30ミリ以下も製作可能。 ☆上下幅の狭いタイプに 対応できる 遠くの見方を考慮した 新型中近両用も販売中。 |
かけ外しが少ないので、 フルリム・ナイロール・ フチなし、 どれでもお好みでどうぞ。 |
近々両用 メガネ |
◇30mm弱程度必要。 | かけ外しが多いので、 型崩れしにくい フルリムがおすすめ。 |
眼精 疲労軽減型 累進レンズ |
◇28〜30ミリ前後必要。 | かけ外しが少ないので、 フルリム・ナイロール・ フチなし、 どれでもお好みでどうぞ。 |
老眼専用 単焦点 レンズ |
重量を軽くするなら、 小さめオススメ。 強い近視や遠視の方は、 特に小さい程軽くなる。 |
かけはずしが多いので、 歪みや型崩れが心配なら 型崩れしにくいフルリム。 ふちなし眼鏡も製作可能。 しかし構造的に繊細で 曲がりやすい為、 推奨できません。 |
『各種累進(遠近・中近・近々・疲労軽減)レンズ』に〈共通して適する〉
メガネフレームは、
≪ 前傾角・目とレンズの距離等 ≫が調節可能な、形状・素材であるものです。
(^^)/
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※前傾角とは?
眼鏡のツルを、地面と平行にして横から見た時に、レンズ部分がやや斜めになっています。その角度のことを前傾角といいます。
ほとんどの眼鏡は調整できますが、フロント部分がプラスチック系素材、TR系素材、
デザインによっては、金属製でも稀に出来ないものがあります。
※レンズと目との距離
目とレンズとの距離を微調整することで、見え方の調整ができます。
鼻パットが金具で固定されている物は、目との距離を調整可能になりやすい。
逆に、プラスチック系フレームで鼻あて部分に金具のない、
鼻に直接のって装着するメガネは、調整にむいていません。
※このほかにもそり角など様々な要素があります。
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【プラスチック系素材フレーム】で累進レンズを希望のお客様へ
『鼻あて式』プラスチックフレームよりも、傾斜角などの調整もしやすい、
『鼻パット式』メタルフレームの方が、初心者には望ましいです。
→『パット式』は歪みの緩和がしやすく、近方視もしやすくなります。
→『ズレ落ちにくさ』の点でも、『パット式』の方が優れています。
早く慣れる為にも、【既用メガネとの併用】をオススメします。
古いメガネと『交互に使い』、無理なく切り替えて、使えるようになります。
累進初体験者は、一気に慣らそうとせず、少しずつ装用時間を延ばすように。
無理をすると、逆に疲れてしまうのでご注意下さい。d(^-^*)
★推奨幅よりも狭くても、使い勝手が良いという方は、もちろんいらっしゃいます。
一例をあげてみましょう。
・今まで使っていた眼鏡の縦幅が小さく、既用遠用度数が弱めな方。
・ファッションを優先して、気分よく、見え方に妥協できる方。
★逆に、推奨幅以下の眼鏡を選んで、ご満足されていなかったお客様例。
・上下幅の広い眼鏡が大きく、視野が広くとれていた方。
・見え方に妥協ができない方。
このような方々は、フレームを極端に小さくしすぎないように、
どうぞお気をつけ下さい。
★眼鏡をご持参いただき、当店でレンズのみ製作いただく方には、
ご購入先で「遠近両用向き眼鏡ですか?」と確認されることをお勧めします。
ご持参前に確認して頂きたいこと: ココをクリックしてご覧ください。