JINS・Zoff・眼鏡市場のいずれかで作るならどこで作るか|価格・保証を含めて比較
リアルな友達からよく聞かれて困ること。
「遠近両用メガネは、作った後のアフターが大切だから、地元で作ったほうがいい」
「そう(私が)いうけれど、チェーン店しかないんだよ」
「それならどうすればいいの?」
いつも答えている内容をお話ししたいと思います。
- 遠近両用メガネは、JINS・Zoff・眼鏡市場のどこで作るのがよいのか
- 安さだけで選んで、見えにくい・慣れないという失敗をしたくない
- 遠近両用レンズの追加料金や保証の違いを知りたい
- 初めて遠近両用を作るとき、何を基準に選べばよいか知りたい(会社のサービス)
- お店でどんな人にお願いすればいい(人のサービス)
会社のサービス比較面で、結論から言うと、初めて遠近両用メガネを作る人は「価格の安さ」だけでなく、見え方保証・店頭での説明・フィッティングの丁寧さを重視すべきです。
JINSとZoffは価格とデザインに強みがあり、眼鏡市場はレンズ込み価格と保証の分かりやすさが強みです。
遠近両用メガネは、普通の近視用メガネとは違います。遠く・中間・手元を見る部分が1枚のレンズ内に配置されているため、レンズ設計、アイポイント、フレームの縦幅、掛け具合が少しズレるだけでも「見えにくい」「疲れる」「慣れない」という不満につながります。
目次
JINS・Zoff・眼鏡市場の遠近両用を比較
まずは、3社の特徴を大まかに比較します。ポイントは「本体価格」だけでなく、遠近両用レンズにしたときの追加料金、保証、相談しやすさです。
| 比較項目 | JINS | Zoff | 眼鏡市場 |
|---|---|---|---|
| 価格の分かりやすさ | フレーム価格+遠近両用レンズ追加料金 | フレーム価格+遠近両用レンズ追加料金 | レンズ込み価格が基本で分かりやすい |
| 遠近両用レンズ | 追加料金で対応 +5,500円~ (2026.05.22時点) |
追加料金で対応 +6,600円~(2026.05.22時点) |
追加料金0円が基本(2026.05.22時点) |
| 見え方保証 | 6か月の度数保証あり | 6か月の度数保証あり | 6か月の見え方保証あり |
| 強み | 価格帯が広く、デザインが選びやすい | ファッション性とオプション選択肢 | 価格体系と保証が分かりやすい |
| 注意点 | 遠近両用では追加料金と保証条件を確認 | 累進レンズの追加料金・店舗対応を確認 | 最安価格だけで比較すると高く見える場合がある |
| 向いている人 | 価格とデザインを重視したい人 | デザインやオプションも重視したい人 | 初めてで失敗リスクを下げたい人 |
価格だけで選ぶと失敗しやすい理由
遠近両用メガネでは、単純に「一番安い店」を選ぶだけでは失敗しやすくなります。理由は、遠近両用レンズには慣れやすさの個人差があり、作った後の調整や相談が重要になるからです。
遠近両用は「よく見える」だけでは足りない
遠近両用レンズは、上の方で遠く、下の方で手元を見る構造です。そのため、普通の単焦点レンズよりも次の要素が重要になります。
- 遠くを見る位置が目の高さに合っているか
- 手元を見る位置が低すぎたり高すぎたりしないか
- フレームの縦幅が足りているか
- 鼻パッドや耳の掛かり具合がズレていないか
- 生活距離に合った度数になっているか
これらが合っていないと、どのチェーン店で作っても「遠近両用は合わない」と感じやすくなります。逆に言えば、店選び以上に、測定・説明・フィッティングの質が重要です。
最初の価格差より「作り直しリスク」を考える
遠近両用メガネで怖いのは、購入後に「慣れない」「手元が見にくい」「階段が怖い」と感じるケースです。このとき、保証で度数交換や相談がしやすいかどうかが大きな差になります。
ポイント
初めて遠近両用を作る場合は、最初の価格だけでなく「合わなかったときにどう対応してもらえるか」を確認しましょう。遠近両用は購入時点より、購入後1〜2週間の調整・相談が重要です。
遠近両用では保証が重要になる理由
JINS、Zoff、眼鏡市場のいずれも保証制度があります。ただし、保証期間、交換条件、レンズ種変更の可否、処方箋で作った場合の対応などは店舗や条件によって異なります。
| 確認すべき保証項目 | 確認する理由 |
|---|---|
| 度数交換の期間 | 遠近両用は実際に使ってから違和感に気づくことが多いため |
| 交換回数 | 1回だけなのか、条件内で複数回相談できるのかで安心感が変わるため |
| 遠近から中近・単焦点への変更 | 遠近が合わない場合、用途に合わせたレンズ変更が必要になることがあるため |
| 眼科処方箋で作った場合 | 再処方箋が必要になるケースがあるため |
特に遠近両用が初めての人は、「慣れなかった場合にどうなりますか?」と購入前に必ず確認してください。この一言で、購入後の安心感がかなり変わります。

タイプ別おすすめの選び方
初めての人向け 初めて遠近両用を作るなら、保証と説明重視
初めて遠近両用メガネを作る人は、価格よりも保証と説明の分かりやすさを優先しましょう。特に、見え方保証が分かりやすく、相談しやすい店舗を選ぶのが安全です。
眼鏡市場はレンズ込み価格が基本で、見え方保証も分かりやすいため、初めての遠近両用では候補に入りやすいお店です。特にほかの2店舗より、購入者の年齢層が高いので、スタッフの経験も豊富なケースが考えられます。ただし、最終的には担当者がどれだけ生活環境を聞いてくれるかが重要です。
価格・デザイン重視 価格とデザインを重視するならJINS
JINSはフレームデザインが豊富で、価格帯も選びやすい点が魅力です。遠近両用レンズは追加料金で対応しているため、総額を確認したうえで選びましょう。
すでに遠近両用に慣れている人、2本目として使う人、外出用と室内用を分けたい人には選択肢になります。
ファッション性重視 デザインやオプションも見たいならZoff
Zoffもデザイン性が高く、ファッション寄りのフレームを選びやすいお店です。遠近両用レンズは追加料金で対応しているため、店舗で総額と納期を確認しましょう。
ブルーライトカットやカラーレンズなどのオプションも含めて検討したい人は、候補に入れてよいでしょう。ただし、初めて遠近両用を作る場合は、保証条件を必ず確認してください。
注意 どの店でも「担当者次第」の部分は残る
遠近両用メガネは、チェーン名だけで成功・失敗が決まるわけではありません。同じ会社でも、店舗や担当者によって説明・測定・フィッティングの丁寧さに差があります。
購入前に次のような質問をして、きちんと説明してくれるか確認しましょう。
- 初めての遠近両用ですが、慣れにくい人の特徴はありますか?
- このフレームの縦幅で遠近両用は問題ありませんか?
- アイポイントはどの位置で測りますか?
- 慣れなかった場合、保証でどこまで対応できますか?
- 眼鏡作製技能士を取得しているか?
☆メガネ店スタッフは、若いと軽く見られやすいですが、
「特に「1級」眼鏡作成技能士を取得している若手」は
とても仕事熱心な人が多いように感じます。
私は友人たちに推奨しています。
※1級と2級で違いを分けたのは、視力測定試験で2級は単なる手順確認。
1級は実際の人間で実技試験が行われるからです。
どのお店で作っても失敗しないための共通ポイント
1.フィッティングを直せる フレームかを確認する
私が遠近両用メガネを作るとき、最初にフィッティングができるフレームかを確認しています。
遠近両用レンズを加工してくみ上げた後、入れるレンズによってフレームが多少なりとも変形することがあります。そのときに再フィッティングします。
このときTR素材やウルテム素材の場合、そり角、前傾角がそもそも直せないことが多いです。
このため、見え方の修正ができないことがあるので、注意が必要です。
確かに安いレンズの性能は、高いレンズに比べれば落ちます。しかしフレームが調整できないために性能以下の見え方になってしまうのは、レンズメーカーさんもかわいそうです。
2. フレームの縦幅を確認する
遠近両用レンズは、レンズの上下方向を使って遠く・中間・手元を見ます。そのため、フレームの縦幅が狭すぎると、見える範囲が不足しやすくなります。
一般的には、天地幅がある程度あるフレームの方が遠近両用には向いています。細すぎるフレームや極端に浅いフレームは、見た目が良くても使いにくくなる場合があります。
3. アイポイント測定を軽く見ない
アイポイントとは、レンズ上で目の中心位置を合わせるための重要な基準です。遠近両用では、この位置がズレると、遠くも手元も見えにくくなります。
フレームを選んだ後、実際に掛けた状態でアイポイントを測ってもらうことが大切です。机の上で選んだだけ、または掛け具合がズレたまま測定した場合は、仕上がりにも影響します。
4. 使用目的を具体的に伝える
遠近両用メガネを作るときは、「普段使いです」だけでは情報が不足します。次のように、生活場面を具体的に伝えてください。
- 車の運転をする時間が長い
- パソコン作業が1日何時間ある
- スマホを見る時間が長い
- 仕事中に接客や書類作業が多い
- 階段や屋外歩行で不安を感じやすい
遠く重視なのか、室内重視なのか、手元重視なのかで、適したレンズや度数の考え方は変わります。場合によっては、遠近両用より中近両用や近近両用の方が快適なこともあります。

5. 慣れなかったときは早めに相談する
遠近両用メガネは、数日から1〜2週間ほどで慣れてくる人もいます。しかし、強い頭痛、階段の怖さ、吐き気、手元の極端な見づらさが続く場合は、我慢せず早めに購入店へ相談してください。
掛け具合の調整だけで改善することもあれば、度数やレンズ種類の見直しが必要になることもあります。保証期間を過ぎてから相談すると対応が限られるため、違和感がある場合は早めの行動が大切です。
まとめ|遠近両用メガネは「どこで作るか」より「どう作るか」が重要
この記事のまとめ
- JINSは価格とデザインを重視したい人に向いている
- Zoffはデザインやオプションも含めて選びたい人に向いている
- 眼鏡市場はレンズ込み価格と保証の分かりやすさを重視したい人に向いている
- 初めて遠近両用を作るなら、価格よりも保証・説明・フィッティングを重視する
- どのお店でも、アイポイント測定・フレーム縦幅・使用目的の共有が重要
遠近両用メガネは、安いから失敗する、高いから必ず成功する、という単純なものではありません。大切なのは、自分の生活に合った度数とレンズを選び、正しい位置で作ってもらうことです。
初めて遠近両用を作る人は、購入前に「慣れなかった場合の保証」「アイポイント測定」「フレームの縦幅」「生活距離に合った提案」を必ず確認しましょう。ここを押さえれば、JINS・Zoff・眼鏡市場のどこで作る場合でも、失敗のリスクを大きく下げられます。
