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メガネレンズの素材・設計・コーティングの違いとは?片面非球面と両面非球面を専門家が徹底解説
⚠ こんな疑問はありませんか?
▷ 結論:ほとんどの方には内面非球面か両面非球面がおすすめ。薄さより見え方を優先しましょう
▷ この記事でわかること
| 素材名 | 特徴 | デメリット |
|---|---|---|
| プラスチック | 割れにくく軽量。現在のメガネレンズの主流素材。衝撃に強く安全性が高い。 | 傷がつきやすい。コーティングで補う必要がある。 |
| ガラス | 傷がつきにくく、アッベ数が高いため色にじみが少ない。 | 重く、割れやすい。現在はほとんど使われていない。 |
| ポリカーボネート系 | 衝撃に非常に強く、プラスチックより割れにくい。スポーツ用途に向く。 | 屈折率が低いため度数によっては厚くなりやすい。製作範囲が限られる場合も多い。 |
| スペック名 | 意味と注意点 |
|---|---|
| アッベ数 |
アッベ数が大きいと、色収差が生じにくく見やすい。数値が低いと色が滲んだり、違う色に見えることがあります。 注意:屈折率が高いレンズほどアッベ数が低下します。超高屈折レンズでは色にじみが発生する場合があるため、あまり厚みが変わらなければ無理に上位レンズにしない方が良いこともあります。 |
| 屈折率 |
数字が大きいほどレンズが薄くなります。プラスチックは最高1.76、ガラスは1.90が最高です。 デメリット:高屈折率レンズはコートの寿命が短いものもあります。薄さにこだわりすぎず、見え方とのバランスで選びましょう。 |
| 比重 | 比重が大きいほど重くなります。屈折率の高いレンズほど比重が大きく、重くなる傾向があります。薄さを追求するほど重くなる場合があるため注意が必要です。 |

| コート種類 | 説明 |
|---|---|
| ノンコート | 表面に何のコートもしていないレンズ。一般的に度なしサングラスに使用されます。 |
| ハードコート | 表面に傷をつきにくくするコーティングをしたレンズ。 |
| マルチコート | ハードコートを施した上から、表面の乱反射を防ぐ反射防止コートがついたレンズ。度付レンズはほとんどこの仕様になっています。 |
| 特殊コーティング名 | 説明・注意点 |
|---|---|
| UVカットコート(UV400) | UV(紫外線)をカットするコート。屈折率1.60以上のレンズは素材に練りこんでいて標準装備品が多い。無色透明でも紫外線はカットします。化粧品でいうUV-A(315〜400nm)を99%カット。 |
| UVカットコート(UV435) | 近年、UV-A以上の波長の紫外線も眼病の原因とされているため、より広い範囲の紫外線をカット。薄いグレー色がついています。 |
| 耐傷性コート | 表面のコーティングを特殊な加工で強化し、耐傷性を増したコート。複数の上位コーティングで開発されています。 |
| 撥水・撥油性コート | 表面を撥水・撥油性のコートをかけ、汚れをつきにくくふき取りやすく。摩擦係数が下がるので耐傷性も相対的に高まります。 |
| 防曇加工コート | 定期的に曇止め溶剤を塗り、防曇効果を維持するコーティング。溶剤を塗り続ける必要があるため、普通のレンズに曇り止めを塗って間に合う方にはあまりお勧めしません。 |
| 眼の負担軽減 補助カラー (ブルーライトカット) |
様々な特殊カラーフィルター効果で、物体を認識しやすくする、眼を助けるカラー。LED等の青色光(ブルーライト)カットコートもあります。PCやスマートフォンを長時間使う方に向いています。 |
| 調光コーティング | 紫外線で色が変わる(色が付く)コート。変光レンズと呼ばれますが、正しくは調光レンズ。屋外では自動的に色がつきサングラスとして機能します。海外では日本より普及率が高い。 |