快適な遠近両用メガネを作る為の
初心者向けアドバイスHP
まずは【 眼精疲労 】・【 老眼 】を簡単に説明します。
眼精疲労とは 眼精疲労とは、視作業(眼を使う仕事)を続けることにより、眼痛・眼のかすみ・まぶしさ・充血などの目の症状や、頭痛・肩こり・吐き気などの全身症状が出現し、休息や睡眠をとっても十分に回復しえない状態をいいます。 (原文そのまま) |
【 眼の模式図 】 | 眼精疲労で ピントにタイムラグ生じる (暫くして ピントがあう)) |
「近く」という言葉は曲者 「近くを見る時に、見えにくくなったことを老眼」と説明するとき、 「近く」って具体的にどの距離でしょうか? 他の箇所でも書いていますが、 「お客様の体格、作業姿勢、対象物の大きさ・距離」が千差万別で、 人によって、かなり差があることになります。 ここでは、広義的な意味で使用しています。 |
『網膜にピントが合う状態』 (水晶体が膨らみます) |
『老眼でピントが合わない状態』 (赤線の状態) |
(例)白内障の手術では、人工水晶体を挿入します。 人工水晶体は、簡単に言えば、プラスチックレンズなので、 膨らんだり、薄くなったりしません。→調節変化はゼロです。 患者さんが「遠くを見る時にメガネを掛けたくない。」 と希望し、「正視」の状態になる水晶体度数を選んだとします。 ・体格・目的物のサイズ・距離が異なり、幅がある表現になります。 ・理論・原理を説明すると長くなるので割愛します。 以上2点をご注意頂いて、大雑把な結論で書きますが、 「遠見正視の人工水晶体度数を選んだ場合」、特殊な条件を除き、 「加入度数+2.50〜+3.00」位で殆どの方に、近方視をご満足頂けます。 (※加入度数に幅があるのは、体格さも含め経験上の数値記載の為。) つまり、正視の良い人が、調節力を失っても、一般的な条件なら、 加入度数+2.50〜+3.00の遠近両用メガネで最後の可能性が高いです。 ※今までよりも細かい物を見たいとか、もっと近くで見たいとか、 条件を変えたり、病気で目自体が変わらない限りでです。 |