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使い易く 慣れ易い 遠近・中近・近々両用眼鏡 を作るために。

普通の街の眼鏡店からの 1つのアドバイス

(*´▽`*) 当店HP: http://sankyomegane.com/

(27)各累進レンズに必要な縦幅は? 初心者向け

【 遠近両用や中近両用眼鏡向きのフレームとは?】

 (補足)お客様のご質問への回答編 (回答編の目次は、ココをクリック。)


★ アドバイスに近い形になりますが、よくご質問頂くので記しました。


お客様毎に過去にかけている眼鏡の大きさや使い方が違うので、
一律・万人に当てはめるのは難しいですが、設計上の観点を重視してみました。


あくまで1つの考え方ですので、妄信・過信・誤解しないようにご注意下さい。


記載する『上下幅の目安』について


  • 記載数値は、『過去のお客様のご満足度合の印象』を元にした、推奨上下幅で、
    統計的ではなく、長年の経験からの『おおよそ』『概念的な』数値です。
  • お客様毎に『使用眼鏡の大きさ』/『物を見る時の癖』/『使用環境』『瞳孔距離』などの諸条件が異なる事で、推奨値よりも2ミリ程度前後する場合もございます。

    今までの眼鏡とサイズの大きく異なるフレームでの製作の場合に注意を要します。
  • 各累進レンズにはメーカー推奨値やマニュアルの推奨値などがございます。
    その数値と私見の数値が異なる場合があります。
  • 私的な経験と感想を述べているようなものです。他の眼鏡技術者や店舗スタッフ、会社によって意見・見解の相違がございます。参考意見としてお考え下さい。
  • 〈眼鏡技術者の考える、理想の上下幅〉と〈お客様がファッション的に掛けたい眼鏡の縦幅〉の間に、かなり開きのあることも間々あります。

    推奨値以下の製作で御満足される事もあり、どちらが正しいかは答えが出ません。

    実際に推奨値以下の縦幅で製作し、全く問題のない方も多くいらっしゃいます。
    本当に一つの見方くらいとお考え下さい。

★眼鏡を新たにお作りの際は、【必ず古い眼鏡】をお買上げ予定店舗へのご持参を推奨します。担当するスタッフによく相談してください。 (^-^)


(1)【 各累進レンズに適したフレーム縦幅は? 】

レンズ種類 当店推奨の累進レンズに
必要な上下幅
おすすめのフレームデザイン
遠近両用
メガネ
◇スタンダード設計で、
33ミリ前後。
→初心者は35ミリ位あると、
 より安心。

ハイグレード設計で、
30mm前後

→初心者は33ミリ位あると、
 より安心。

◇特殊設計なら、
 最小25mmも可。
→小さなフレーム向け設計
かけ外しが少ないので、
フルリム・ナイロール・
フチなし

どれでもお好みでどうぞ。
中近両用
メガネ
上下幅32ミリ前後推奨。

※より遠くも見たい場合
→遠用部分をフルに使うなら、
 35ミリ弱にするのも吉。

→遠くを必要でなく、
 中間・近用部重視なら
 30ミリ以下でも作れます。

☆上下幅の狭いタイプにして
 遠くの見方を考慮した
 新型中近両用も出ました。
かけ外しが少ないので、

フルリム・ナイロール・
フチなし

どれでもお好みでどうぞ。
近々両用
メガネ
◇30mm弱程度必要。 かけ外しが多いので、

型崩れしにくい
フルリムがおすすめ。
眼精
疲労軽減型
累進レンズ
◇28〜30ミリ前後必要。 かけ外しが少ないので、
フルリム・ナイロール・
フチなし、

どれでもお好みでどうぞ。
老眼専用
単焦点レンズ
重量を軽くするなら、
小さめオススメ。

強い近視や遠視の方は、
特に小さいほうが軽くなる。
かけはずしが多いので、
歪みや型崩れが心配なら
型崩れしにくいフルリム。

ふちなし眼鏡も製作可能。

しかし構造的に繊細で
曲がりやすい為、
推奨できません。



『各種累進(遠近・中近・近々・疲労軽減)レンズ』に〈共通して適する〉
 メガネフレームは、

≪ 前傾角・目とレンズの距離等 ≫が調節可能な、形状・素材であるものです。
(^^)/


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※前傾角とは?

眼鏡のツルを、地面と平行にして横から見た時に、レンズ部分がやや斜めになっています。その角度のことを前傾角といいます。

ほとんどの眼鏡は調整できますが、フロント部分がプラスチック系素材、TR系素材、
デザインによっては、金属製でも稀に出来ないものがあります。

※レンズと目との距離

目とレンズとの距離を微調整することで、見え方の調整ができます。
鼻パットが金具で固定されている物は、目との距離を調整可能になりやすい。

逆に、プラスチック系フレームで鼻あて部分に金具のない、
鼻に直接のって装着するメガネは、調整にむいていません。

※このほかにもそり角など様々な要素があります。

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(2)【各累進レンズ用眼鏡を選ぶ時の他注意点】


  1. 【遠視】のお客様へ

    中央が厚くなる『プラス表示の度数レンズ』(凸レンズ)を使用するので、
    『フルリム』タイプにした方が、強度が高くなります。

    また、特殊注文レンズを軽く作りたいなら、同様にフルリムデザインを推奨。


  2. プラスチック系素材フレーム】で累進レンズを希望のお客様へ

    『鼻あて式』プラスチックフレームよりも、傾斜角などの調整もしやすい、
    『鼻パット式』メタルフレームの方が、初心者には望ましいです。


    →『パット式』は歪みの緩和がしやすく、近方視もしやすくなります。
    →『ズレ落ちにくさ』の点でも、『パット式』の方が優れています。


  3. 【中近両用メガネレンズ】を推奨幅よりも小さい32ミリ以下の眼鏡に入れたいお客様へ

    目の中心のレイアウトがどこになるかにもよりますが、
    『遠くを見るための度数』の部分が削られてしまうことがあります。

    →この場合、【加入度数】(老眼の程度を表す度数)によりますが、
     近々両用眼鏡に近い明視(=見える)範囲になる場合もあります。


    それでも、度数の分布と面積が異なるので、
    眼鏡を装用したままでの【室内程度の歩行】を考えた場合は、


    近々両用眼鏡よりも『中近両用メガネ』の方が
    より『遠近両用眼鏡』に近いデスクワーク使い方ができます。


  4. 『上下幅30mmでは、累進帯14ミリタイプの遠近両用眼鏡は作れない』
    『累進帯11ミリタイプでないと作れない』と他店で言われてしまったお客様へ


    →回答が長文になるので、【 ココ 】をクリックしてご覧下さいませ。


  5. 早く慣れる為にも、【既用メガネとの併用】をオススメします。

    古いメガネと『交互に使い』、無理なく切り替えて、使えるようになります。

    累進初体験者は、一気に慣らそうとせず、少しずつ装用時間を延ばすように。
    無理をすると、逆に疲れてしまうのでご注意下さい。d(^-^*)



★推奨幅よりも狭くても、使い勝手が良いという方は、もちろんいらっしゃいます。
 一例をあげてみましょう。


・今まで使っていた眼鏡の縦幅が小さく、既用遠用度数が弱めな方。
・ファッションを優先して、気分よく、見え方に妥協できる方。


★逆に、推奨幅以下の眼鏡を選んで、ご満足されていなかったお客様例。


・上下幅の広い眼鏡が大きく、視野が広くとれていた方。
・見え方に妥協ができない方。


このような方々は、フレームを極端に小さくしすぎないように、
どうぞお気をつけ下さい。


★眼鏡をご持参いただき、当店でレンズのみ製作いただく方には、
 ご購入先で「遠近両用向き眼鏡ですか?」と確認されることをお勧めします。


ご持参前に確認して頂きたいこと: ココをクリックしてご覧ください。


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