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使い易く 慣れ易い 遠近・中近・近々両用眼鏡 を作るために。

普通の街の眼鏡店からの 1つのアドバイス

(*´▽`*) 当店HP: http://sankyomegane.com/

製作度数を決める 目的と装用テスト

【 『 製作目的メモ 』と『 装用テスト 』の重要性 】

- 当店でお願いしていること -


眼鏡は、お客様のお困り事を解決する為の「アイテム(道具)」です。
そして、「お悩み事・お困り事」はお客様によって異なります。


まずは、「お悩み事・お困り事」をよく伺って、問題を整理、洗い出します。
そのために、お客様にお願いするのが、『 製作目的メモ 』です。 (*'ω'*)


◆ 『 製作目的メモ 』の内容・作り方


具体的に、「どれくらいの距離」の「どのくらいの大きさ」といった、
≪見えるようになりたい物≫の情報を、教えて頂くメモになります。(^^)


お客様の使用環境・形態を、始めは、私達は存じ上げておりません。
そして「メガネを使う御本人にしか分からない事」も多々あります。


下記表にて、ご来店前の「メモ作り」の参考になるよう、まとめました。
本当に簡単なメモ書きで良いので、書いてみると分かりやすいです。


【 使用環境のメモをまとめる作り方・コツ 】


4W 大まかな説明 補足説明

まず簡単に御説明すると、『5W1H』的な文章を作って頂くことです。
下の例をご覧下さい。

【 使用環境のメモをまとめるコツ 】
大まかな説明 補足説明
どこで 【 屋内 】
・広さ(面積)や明るさ

【 屋外 】
・屋外の具体的な環境
部屋の見取り図などは
大変役に立ちます。

明るさは視力に
大きな影響があります。
どんな姿勢で 【 着席状態 】or
【 起立姿勢 】or
【 移動しながら 】
累進レンズ種類選択時の
判断材料の1つになる。
どんな距離の
(位置)
【 何m (またはcm) 】and
【 視線を基準に 上 or 下 】
作業姿勢時に、
目が位置が、目標物の
どこにあるかも重要な要因。
何を見るか 【 見えないと困る物 】を
『具体的に』列挙。

見えるといいな程度除く
=絶対見得ないと困る物。
対象物の大きさが、
とても重要です。

必要な視力の
参考になります。



… 上記の内容を具体化した例を以下に記します。


【 歯科医のお客様の例 】

…「室内で明るいライト」を照らして、「座った状態」で、
 「約25センチ先」の「5ミリ前後の大きさの患者様の歯」を見る眼鏡。


【 設計士のお客様の例 】

…「蛍光灯の付いた、事務所の室内(20畳)」で、「座った状態」で、
 「35〜40センチ先」の「建築図面」を作成するのと、
 「40〜50センチ先」の「デスクトップパソコン(液晶20型)」を見る眼鏡。


◆注意すべき点は、製作するメガネの明視範囲の設定です。

 遠近両用や中近両用レンズにしたら、
 遠くから近くまで、全部が見えるわけではありません。


 必ず「見えないと困るもの」と「見えなくても割り切れるもの」を分けて、
 製作目的がブレないようにすることが、とても大切なのです。


 全部が同じように見えるようにならない中で、【一番満足度の累進レンズの選択】を行い、
 その特性とお客様のお好みを融合した、 【ご提案度数の提示】に努めてまります。
  
  
◇ なおこのページをお読み頂いて、いまいち上手くまとまらないお客様は、
  ご来店時に「まとめる所から手伝って」とお気軽にお申し出下さい。

  その分お時間を頂戴しますが、丁寧にお手伝いしてまいります。(*’ω’*)



 [ 心からのお願いです ]


・一番避けたいことは、≪見えるようになりたい物≫の大きさと距離が、
 お客様の申告なさったモノと異なることです。

 過去にあったケースで、実際に使おうとしたら、
 ご相談頂いた大きさや距離より小さく、再製作がありました。

 ご希望通りお作りした場合は、お客様都合の変更・条件変更になるため、
 有償半額保証対応とさせて頂いております。


 私の信条は「1回の製作でお客様に笑顔で眼鏡を御使い頂く事」で、
 「対象物の大きさと距離」のお間違え以外での再製作は、まずございません。


 必ず、「対象物の大きさと距離」だけはお間違えにならないように。
 万全を期されたい方は、「対象物を実際にお持込頂く」よう、心からお願い致します。


◆ 『 テスト装用の重要性 』について


★ [ テスト装用度数 ≒ 出来上がった眼鏡の見え方です。 ]

 よって、テスト装用の時に、「目的とした対象物」がきちんと見えるか、
 しっかりと確認して頂く必要があります。 (*^_^*)


 お客様の使用環境で使用に耐えるかの最終判断は、
 必ずお客様にご判断・評価して頂き、注文決定しているからです。


★ 装用テストの時は、ご自分の視生活を店頭で、
 『メモの内容』を再現して、その度数でよいかを判断して下さい。


◆合わせて注意すべき点は、製作するメガネの明視範囲の設定。

 遠近両用や中近両用レンズにしたら、
 遠くから近くまで全部が見えるわけではありません。


 必ず「見えないと困るもの」と「見えなくても割り切れるもの」を分けて、
 製作目的がブレないようにすることがとても大切なのです。(*^_^*)


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